龍【龍吟を以て雲誘う】玉のような赤ちゃん、という言葉があります。その『玉』が此方の作品です。『珠』と表記したほうがよいかもしれません。美しく、そして立派。球体に彫られた龍は美しく天を泳ぎ、わき出た雲は百の軍勢にも劣らぬ勢いがあります。小さな小さな作品に、確かな世界が、いや、生命が、巡っているのを感じます。龍のひと鳴きで起こされた猛りの数々を想像するに、余りに『天然石』という美は似合い過ぎますね。柳腰の女房といったところでしょうか。個人の見解ですけれど。平面の彫りはよく見かけますが、此方は球体をぐるりと彫っておりますので、何処から見ても見尽くすことのない魅力があります。触ってみてもよいです、毬を愛でるような心持ちになるかと思います。地球は丸いですね。科学的説明はきちんとされていることです。生命の始まり、卵子は丸いですね。そして分裂を繰り返しおなかの宇宙を旅します。丸いものは不思議とよく巡ります。そういう理なのでしょう。巡らせてみてください。作品も、貴方の世界も、貴方自身も。もっともっと、楽しくなりますよ。艶出しは完全鏡面ではありません彫り後は1500番です完全鏡面磨きにすると龍がわからなくなるので長く身につけると汗とか石に染みるので色が馴染んできます^ ^サイズは約1.5cm紐は約70cm長さ調節