ドイツ製、ジン sinnの自動巻クロノグラフです。モデル名は、156Bです。 ドイツ軍のミルスペックに基づき制作された軍用です。おそらくダイヤルや裏蓋の特徴から、1980年代のものと思われます。 ムーブメントは、レマニア5100。 OH暦は不明ですが、現在日差は± 5秒程度で動作しています。大変良好です。 クロノグラフを含め動作はすべて問題ありません。 2時位置のプッシュボタンでスタートストップ、4時位置のプッシュボタンでリセットです。 センターの赤い針はクロノグラフ秒針、ジェット機の形の針は60分積算計、6時に12時間積算計(わずかにずれています)、9時に永久秒針、12時に24時間表示です。 両方向回転ベゼルは少し重めです。 竜頭はねじ込みです。1段引いて日付曜日の早送り、2段引いて時刻合わせです。秒針が停止するハック機能も正常です。 初期のダイヤルは、小ダイヤルがお皿のようにへこんでいます。後期の文字盤には凹凸がありません。 後期のものはよく見ますが、このタイプは珍しいと思います。 とにかく無骨でかっこいいです。全く飽きが来ません。 ケースの竜頭を含まない横幅は43ミリ、オリジナルのブレスの腕周りは、18センチ位です。現在は私の好みで革ベルト(使用済みですがまだまだ使えます)を装着しています。 そろそろアンティークといってもいいですかね？ 機械式時計をご理解いただける方よろしくお願いいたします。